平成30年春の外国人叙勲(レンゾ・ピアノ氏)

4月29日,日本政府は,平成30年春の外国人叙勲の受章者を発表しました。イタリアにおいては,日本建築界の発展及び日本・イタリア間の建築を通じた相互理解を促進した功績によりレンゾ・ピアノ氏に旭日中綬章が授与されることとなりました。

レンゾ・ピアノ氏は,昭和52年に竣工したパリの「ポンピドゥー・センター」の設計者として一躍世界中に名を知られる存在となりました。日本では,関西国際空港旅客ターミナルビル(現第1ターミナルビル)や牛深ハイヤ大橋,銀座メゾン・エルメス等,日本においても建築物を設計し,耐震・免震技術とデザイン性の共存について多くの示唆を日本にもたらしました。

 また,日本を訪れた際に,伊勢神宮の式年遷宮を目の当たりにし,職人の技術が若い世代に受け継がれるシステムに感銘を受け,イタリアで次世代を教育する場として,「レンゾ・ピアノ財団」を設立。日本を含め世界各国から若手建築家を受け入れ,後進の育成にも力を入れています。

 日本国大使館は,レンゾ・ピアノ氏のこれまでのご活躍に敬意を表するとともに,今回の授章を心よりお祝い申し上げます。