領 事 情 報

 

豚・新型インフルエンザ情報

 

 

豚インフルエンザの発生について

 

平成21年4月28日

在イタリア日本国大使館

 

4月24日、WHO(世界保健機関)、CDC(米国疾病コントロールセンター)、メキシコ政府などから、季節性インフルエンザと異なる豚インフルエンザのヒトーヒト感染が報告され、新型インフルエンザの発生が危惧されていましたが、28日、WHO(世界保健機関)は、新型インフルエンザの発生および流行警戒レベルをフェーズ3からフェーズ4(フェーズの表)に引き上げました。

28日現在、欧州地域でも豚インフルエンザの感染者や感染疑い例が確認されており、世界的な流行が懸念されています。今後、各地域に感染が広がり社会生活に影響がでる可能性がありますので、政府の発表や新聞、テレビのニュース等の報道、海外安全ホームページ、当館ホームページをこまめにチェックし、必要な防護対策をとられるようお願いします。

 

 

 

1.イタリアにおける豚インフルエンザの感染状況

  〔参考〕豚インフルエンザとは?

 

2.イタリア政府の対応

 

3.豚インフルエンザのヒト感染が確認された国・地域

 

4.感染防止策

 

 

 

5.注意事項

 

6.大使館領事窓口の対応

 

7.関係先ホームページ

1.イタリアにおける豚インフルエンザの感染状況

 

 27日現在、イタリアにおける豚インフルエンザのヒト感染は確認されていません。

イタリア保健省ファツィオ政務次官は、豚インフルエンザ危険地域よりイタリアに戻り、インフルエンザの兆候のあったイタリア人5人について、検査の結果は陰性(感染していない)であった旨発表しています。また、イタリア北東部ヴェネト州第12保健局によれば、カリフォルニア州サンディエゴから帰国したイタリア人女性が豚インフルエンザの感染疑いにより、病院に隔離収容されたとのことですが、病院の感染症病棟長は「症状は通常のインフルエンザによく似た喉痛、高熱、関節痛であり、備えられている医薬品で十分コントロールできる症状である。同女性の症状は十分良好であり、何ら危険はない。状況の推移を十分安心してフォローしている」と述べています。

 

 

[参考]豚インフルエンザとは?

 

(1)豚インフルエンザとは、豚に感染して人と同様の風邪症状を起こすインフルエンザです。豚は、人からも鳥からもインフルエンザに感染することがありますが、通常豚で流行するものは人に感染せず、稀に感染しても軽症ですみます。

(2)今回、メキシコや米国などで発生している豚インフルエンザ(A型インフルエンザの亜型、H1N1)は、豚のウイルスが人や鳥のウイルスと体内で融合して変異し、新型インフルエンザの条件の一つである「人から人にも感染するウイルス」になったと推察されています。

(3)症状: 通常のインフルエンザの症状と変わりなく、高熱(39度C以上の)、筋肉・関節痛、呼吸器症状、消化器症状が出現します。潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は2~4日ほどです。豚インフルエンザ発生地域から帰国後9~10日のあいだに症状出現しなければ感染はないと言えます。

 

 

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2.イタリア政府の対応

 

 イタリア保健省ファツィオ政務次官は、24日より高等保健研究所等全国の関係機関と協力し、インフルエンザに関するネットワークの関係者に対して即応体制を整えるよう指示する等のアクションをとった、また、ウイルスに対応する薬品のストックについては必要な場合に使用するための大きなストックを有しているとしています。

 港湾および空港の保健事務所は、メキシコ、米国との間の旅行者に対して情報を提供するとともに、専用の無料電話番号(1500)を設置しています。

 イタリア政府は、各州及び各県の保健担当部局に対しても、無用な危機感を煽ることなく、即応体制を整えるよう指示を行ったとしています。

 イタリア政府は、28日現在、メキシコ全土に対し、厳に必要なもの以外の旅行を延期するよう勧めています。

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3.豚インフルエンザのヒト感染が確認された国・地域

 

28日現在、メキシコ、米国、カナダ、ニュージーランド、イギリス、スペイン、イスラエルで感染者が確認されています。

 

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4.感染防止策

 

 通常のインフルエンザ、風邪の予防方法と同じです(詳細は当館HP(鳥・新型インフルエンザ情報)をご参照下さい)。

(イ)咳やクシャミをする際にはティッシュで鼻と口をおおう。ティッシュはゴミ箱に捨てる。

(ロ)頻繁に石けんを使用して手洗いをおこなう。特に咳やクシャミの後は励行する。

(ハ)もし、健康状態が悪くなった場合には、仕事や学校を休み、自宅に留まり他の者との接触を避ける。呼吸器症状(咳、鼻水など)や、筋肉・関節痛、消化器症状(吐き気、嘔吐、下痢など)の症状が発生する場合には、かかりつけの医師に連絡し相談する。

(ニ)健康状態(発熱、鼻水・咳などの呼吸器症状)の悪い人には近づかない。

(ホ)調理(中心部70度以上)した豚肉を食べても感染することはありません。

 

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5.注意事項

 

(1)水、食料品などの備蓄

  イタリア政府は、インフルエンザがイタリア国内にも蔓延する場合、感染の拡大を防ぐため自宅待機を勧めます。そのような場合に備え、保存の利く飲料水、調理済食品や乾燥食品を2週間分ほど備蓄することを勧めます。

 必要な医薬品(常用薬)、常備薬(鎮痛解熱剤、風邪薬、胃薬、下痢止めなど)、衛生用品(トイレットペーパー、ティシュ類、石けん、マスク、消毒液、体温計など)の備蓄。子供用のものも忘れずに用意してください。 

(2)インフルエンザを疑う症状が出たら?

 当国の保険医療制度に加入している方は、地域の家庭医に連絡して指示を受けて下さい。そのほかの方は、早期に外国人が利用する信頼できる病院へ連絡して受診などの指示を受けて下さい。 

(3)抗インフルエンザ治療薬(「タミフル」など)

インフルエンザの治療に使われている処方薬タミフルは、新型インフルエンザにも有効と考えられています。イタリアでは、医療機関で医師の診断により処方され、薬局での購入が可能です。

(4)今後、状況の変化(当地の流行状況、政府・医療機関の情報・指示など)が予測されますので、正確な知識に基づいた情報に注意を払い冷静に行動することが望まれます。政府の発表やニュース、及び当大使館ウェブサイトのアップデートをこまめにチェックしてください。

 

イタリアでの新型インフルエンザの発生状況や医療の対応状況によっては、早めに日本へ帰国することを推奨する場合もあり得ます。

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.当大使館領事窓口の対応

 

  領事窓口では、現時点では通常通りの領事業務(パスポート、各種証明、ビザの発行等)を行います。

 しかし、今後、感染の拡大状況により来館者間の感染を予防し、安全を確保するために必要な措置をとることを予定しています。具体的には、来館者の方々にはマスクを持参し、着用していただきます。フェーズ5以降は、人道的観点から緊急対応が必要と思われる業務にのみ限定する方針ですので、あらかじめご了承下さい。

 領事窓口の対応については、当館ホームページにて変更をご案内いたしますので、感染拡大の情報やフェーズの移行があった際には当館ホームページをご参照下さい。

 

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7.関係先ホームページ

 

 

○日本のサイト

外務省 海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

外務省 外交政策/鳥及び新型インフルエンザ http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kansen/influenza/index.html

厚生労働省 感染情報 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou.html

厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ http://www.forth.go.jp/

国立感染症研究所感染情報センターhttp://idsc.nih.go.jp/index-j.html

海外派遣企業での新型インフルエンザ対策ガイドライン(JOHAC(海外勤務健康管理センター)http://www.johac.rofuku.go.jp/information/news/061001.html

    

 ○イタリアのサイト(イタリア語)

Ministero del Lavoro, della Salute e delle Politiche Sociali (http://www.ministerosalute.it/index.jsp)

CCM (Centro nazionale per la prevenzione e il controllo delle malattie) (http://www.ccm-network.it/)

Istituto Zooprofilattico Sperimentale delle Venizie (http://www.izsvenezie.it/dnn/)

Epicentro  (http://www.epicentro.iss.it/default.asp

InfluNet (http://www.iss.it/iflu/)

 

 ○WHOのサイト(英語)

豚インフルエンザ関連情報  (http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html)

新型インフルエンザ関連情報  (http://who.int/csr/disease/avian_influenza/pandemic/en/index.html)

    

    その他(英語)

CDC(米国疾病予防管理センター)豚インフルエンザ情報http://www.cdc.gov/swineflu/

OIE(国際獣疫事務局)ホームページ  (http://www.oie.int/eng/en_index.htm)

 

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