日伊友好将棋イベントの開催について(報告)
 

 

421日(土)、ローマ日本文化会館にて、当館が共催した「日伊友好将棋イベント」が開催されました。将棋は、日本では400年以上の歴史を持つ頭脳ゲームで、その複雑さと多彩性から、世界には約2000万人の愛好者がいます。

イベントにおいては、冒頭、河野大使が挨拶し、「将棋は、世界の多くの国で愛好家が増えつつある。今回のイベントを通して、イタリアの方々にも、将棋という日本文化の側面に親しんで頂き、更には日本への関心を深めて頂きたい」と述べました。日本からはプロの女流棋士4名、「アマチュア将棋団体日本選手権」優勝チームである日本レストランシステム所属棋士一行が来伊しました。60人ほどの参加者のうち、初心者は棋士の指導を受けつつ将棋を楽しみ、経験者は棋士との真剣勝負に挑み、参加者からは「将棋は、チェスと似ているようで異なるゲームということが分かった」、「マンガや映画で見たことはあったが、実際に体験できて面白かった」といった声が聞かれました。

今回のイベントは、イタリアではあまり知られていない「将棋」を身近に感じてもらう大変貴重な機会となりました。


 

     

              冒頭で挨拶する河野大使                         女流棋士と対戦する伊将棋連盟メンバー
 

   

将棋に関するミニレクチャーを行うカリーディ                 日本レストランシステム所属棋士の

伊将棋連盟会長と女流棋士                                   指導をうける初心者