プーリア州ターラント市における日本文化イベント「ターラントが日本と出会う」開催(報告)

 

 

9月2日、日本の海上自衛隊練習艦隊の練習艦「しらゆき」及び護衛艦「いそゆき」が、イタリア南部プーリア州ターラント海軍基地に入港しました。 当館は、同練習艦隊ターラント初寄港の機会を捉え、ターラント市、ローマ日本文化会館、地元武道団体等と協力し、9月3日、4日の2日間、市内中心部のペリパート公園内アリーナにおいて日本文化イベント「ターラントが日本と出会う」を開催しました。両日とも、ジャーナリストのマリア・リウッツィ氏が司会を務め、地元の空手師範マルコ・ロベッロ氏と弟子のパフォーマンスで幕を開けました。中盤では、練習艦隊代表者がターラント市評議員と共に壇上に上がり、集まったターラント市民やイタリア海軍関係者に対して、練習艦隊への歓迎について謝辞を述べると共に、同艦隊の概要について紹介を行いました。 続いて、2013年が日本初の外交使節団・慶長遣欧使節の日本出帆400周年であることにちなみ、使節団に通訳として同行したイタリア人・シピオーネ・アマーティ著「伊達政宗遣欧使節記」の紹介が行われ、イベントは「スゥイングガールズ」(3日)、「たそがれ清兵衛」(4日)上映で締めくくられた。本イベントは、ターラントの皆さんに日本・日本文化と出会う機会を提供しました。

 

 

 
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ロベッロ師範による空手パフォーマンス

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会場の様子

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練習艦隊応急長による挨拶(3日)

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練習艦艦長による挨拶(4日)