7月28日11時から11時45分まで、マッタレッラ大統領が本仏像展を内覧しました。フランチェスキーニ文化財文化活動大臣、ラッジ・ローマ市長が大統領に同行し、日本側は宮田文化庁長官、梅本駐伊大使夫妻が出迎えました。大統領は本展覧会の監修を務めた奥文化庁主任文化財調査官の解説により、展示されている仏像をじっくりと鑑賞されました。
また18時30分からの内覧会には、イタリア政財界・文化界の要人を中心とする約200名の招待者が参加しました。日本から当地出張中の河井内閣総理大臣補佐官も出席されました。
内覧会に引き続いて行われた開幕レセプション(於:カジノ・アウロラ邸)には、カジーニ上院外交委員長、ベッローニ伊外務国際協力省事務次官、ベルガモ・ローマ市長代理(文化担当助役)、シュミット・ウフィッツィ美術館館長、ヴァッターニ伊日財団会長(元外務事務次官)夫妻、各国大使夫妻等の要人をはじめ約150名が出席しました。
レセプションでは冒頭河井内閣総理大臣補佐官が安倍内閣総理大臣の挨拶を代読し、安倍総理自身が一昨年の日伊首脳会談で提案した本展覧会が本日盛大な開幕を迎えられて光栄である旨、本展覧会を通じ日本人の美意識や価値観をもっと知っていただき、より多くの方々が日本を訪れる等あらゆる分野で両国の絆が一層深まることを期待する旨等を述べました。その後、日本食及び日本酒の提供が行われ、その間本展覧会を主催した宮田文化庁長官、梅本駐伊大使及びベルガモ・ローマ市長代理がそれぞれスピーチを行い、日伊国交150周年の目玉事業としての本仏像展の意義、イタリアでこれまでで最大規模の本仏像展が実現したことにつき関係者に対する御礼等を述べ、レセプションが終了しました。
8月1日には、ジェンティローニ外務国際協力大臣が日本仏像展を視察し、梅本大使に本展覧会開催にかかる日本側の多大なる尽力につき謝意を述べました。
本仏像展は9月4日までスクデリエ・デル・クイリナーレ美術館で開催されています。
マッタレッラ大統領、フランチェスキーニ文化財文化活動大臣、ラッジ市長の内覧会参加
内覧会の様子
安倍総理の挨拶を代読される河井内閣総理大臣補佐官
宮田文化庁長官の挨拶
梅本大使とベルガモ・ローマ市長代理
|