河野大使のチヴィタヴェッキア市での追悼イベント
及び姉妹都市式典への出席
2011年10月11日、河野大使は、チヴィタヴェッキア市にて行われた東日本大震災追悼ミサ及び同市と宮城県石巻市との姉妹都市交流40周年記念式典に出席しました。 東日本大震災追悼ミサでは、冒頭神父より、地理的・文化的には日伊両国は遠く離れているが、そういった差異を超えて、本ミサは震災後の日本の復興を祈念し、津波の犠牲者に捧げるものであるとの説明がありました。その後、チヴィタヴェッキア市民有志より、日本語にて、地震で亡くなった人のため、家や家族を失った人のため、石巻市の今後の希望のため、日本の友愛のため、祈りを捧げる旨のメッセージが述べられました。 東日本大震災追悼ミサに続き、同市の支倉常長像前広場では、石巻・チヴィタヴェッキア姉妹都市交流40周年記念式典が執り行われました。モスケリーニ同市市長からは、イタリアで最も早くチヴィタヴェッキア市の若者が日本の被災者支援に乗り出したのであり、この日本語も解すチヴィタヴェッキア市の若者たちが今後の姉妹都市交流の架け橋となっていく旨、その際、姉妹都市関係を礎に文化関係、人的交流、更には経済交流も更に活発化していく所存である旨のメッセージが述べられました。その後、河野大使は、チヴィタヴェッキア市から頂いた石巻市への支援・連帯に対する謝意を表明するとともに、今次追悼ミサや姉妹都市交流記念式典を通じたチヴィタヴェッキア市民による精神的な連帯感の表明こそが、石巻市の未来への希望を育むことにつながる、3.11東日本大震災の惨劇はあったが、この日のことを風化させず忘れないでいてほしい、というのが石巻市民の切なる気持ちである、支倉常長の石巻港出帆から400周年を迎える2013年に、石巻市の関係者とともに節目の年を祝うことで石巻市の人々に更なる希望を与ることができる旨、また、今後とも次世代を担う若者とともに経済、文化、人的交流を深めていきたい旨述べました。
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