日伊国交150周年記念堀米ゆず子氏及びリュック・デヴォス氏
コンサートの開催
10月30日、梅本駐イタリア日本国大使公邸において、日本を代表するヴァイオリニストの一人である堀米ゆず子氏とベルギー出身のピアニスト・リュック・デヴォス氏のコンサートが開催されました。なお、本コンサートは、当初大統領府パオリーナ礼拝堂において大統領府及びRAIの主催により開催される予定でしたが、30日朝に発生したイタリア中部地震の影響を受け、同礼拝堂での開催が中止となったことから、急遽会場を変更して、大使館主催のイベントとして開催されたものです。 堀米ゆず子氏は、世界各地での演奏家としての活動に加えて、ベルギーを拠点にヨーロッパ各地で後進の育成にも取り組んでいます。イタリアでは、2013年以降マルケ州カッセロにおいてマスタークラスを毎年主催されています。さらに、今年は、仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門審査委員長を務められるなど、母国日本での活動にも力を入れています。ピアニストのデヴォスさんは、堀米さんとのデュオ及びソリストとして、世界各地で活発に活動されています。 堀米ゆず子氏によるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番に続き、両氏の共演にて、ブラームスのヴァイオリンソナタ第3番が演奏されました。会場は二人の音楽家が奏でる素晴らしい音色に包まれ、観客からは大きな拍手が送られました。 なお、本コンサートは、日伊国交150周年事業のスポンサーであるフランコ・ヴァーゴ社及び日通イタリアの協賛により実現しました。この場をお借りして、関係者の皆様に感謝申し上げます。 |
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堀米氏とデヴォス氏
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堀米氏と梅本駐イタリア日本国大使 |