ラクイラ音楽ホールの落成コンサート

 

 

 

      

 

 2011年5月7日、日本のラクイラ地震支援として建設されたラクイラ音楽ホールの落成コンサートが行われました。著名な建築家である坂茂氏が設計した同ホールでは、国際的に活躍する西本智実氏による指揮の下、ラクイラ音楽院楽団が「ガブリエルのオーボエ」と「ボレロ」を演奏しました。コンサートには、ガブリエッリ防災庁長官、デル・コルヴォ・ラクイラ県長官、チャレンテ・ラクイラ市長、トルデーラ・ラクイラ音楽院総裁他多数の政府、自治体、及び文化関係者が出席した他、菅総理とベルルスコーニ首相からのメッセージも寄せられ、音楽ホールの完成が正に、震災を経験し、共に復興の道を歩む「日伊両国民をつなぐ架け橋」としての重要な意義を持つことが確認されました。また、ホール入口付近には、イタリアの小学生達が東日本大震災の被災者の方々のために描いた絵約80点が展示されました。