「イゾラデルチネマ」における「日本の夕べ2017」(報告)

  2017年7月3日、日本大使館はイゾラデルチネマにおける「日本の夕べ2017」を開催しました。ティベリーナ島で毎年夏に開催される野外映画イベントであるイゾラデルチネマへの日本大使館の参加は本年で9回目を迎え、日本映画の上映だけに留まらない様々な日本文化を紹介する恒例イベントになっています。

本年はアレーナにて2016年に日本で大ヒットした映画「シン・ゴジラ」を上映しました。「新世紀エヴァンゲリオン」を手掛けた庵野秀明氏が総監督,樋口真嗣氏が監督を務めた同映画はイタリア初公開で,多くの観客が巨大生物ゴジラと日本国政府・国民との戦いというストーリーの展開を興味深く観賞しました。

映画上映の前には,日本酒ソムリエLuca Rendina氏による日本酒のレクチャー・デモンストレーションが行われ,日本酒の基礎知識の説明を踏まえつつ,石川県と山形県の日本酒3種類を紹介しました。ステージでは和太鼓グループ「Munedaiko」による和太鼓演奏が実施され,日本の夏祭りを彷彿とさせる演奏で観客を魅了しました。また,観光に関するデスクを設け,日本への観光に興味のあるイタリア人に対し資料やうちわを配布しつつ情報提供を行いました。

イゾラデルチネマの他会場では,ローマ日本文化会館が「君の名は」等の代表作で知られる新海誠監督の複数の作品を上映し,若年層を始め多くの観客を集めていました。

今回のイベントでは,イタリア人に様々な日本文化を体験してもらうことにより日伊の相互交流と相互理解を深めることができました。
 
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山内次席公使の挨拶

 

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日本酒のレクチャーを行うソムリエ

 

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試飲の様子

 

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山形県と石川県の日本酒を提供

 

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観光パンフレットの配布

 

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和太鼓グループ「Munedaiko」の演奏

 

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会場の様子

 

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会場入り口の様子