サンマリノにおける桜植樹
2011年4月16日10時半より、サンマリノ共和国のベルティ執政、タマニーニ執政及びヴェントゥリーニ国土長官他サンマリノ側政府関係者臨席の下、多数のサンマリノ市民の参加も得て、旧市街地旧サンタ・キアラ教会中庭において桜の植樹式が執り行われました。本件植樹は、「イタリアに日本の桜を植樹する会」(渡部宣子会長)により,サンマリノへの100本の桜の寄贈が実現したものであり、今般、そのうちの1本を旧市街地に植樹したものです。残り99本については、今秋にもサンマリノ国内に植樹される予定です。 植樹式の冒頭においては、東日本大震災被害者に対する黙祷が行われ、全体を通して大変厳粛な雰囲気の中で植樹式が執り行われました。また安藤大使はスピーチにおいて、サンマリノ国民からの多くのお見舞いと激励に対する菅総理からの謝意を伝達致しました。 本件植樹については,サンマリノ国営放送が同日夕刻のニュース番組の中で取り上げるとともに,サンマリノ紙やイタリア地方紙においても写真入りで取り上げられました。
2011年4月15日、安藤大使はベルティ執政、タマニーニ両執政及びムラローニ外務長官に表敬を行いました。 冒頭、安藤大使より、東日本大震災に際する前執政発天皇陛下宛てメッセージ及び、前執政、ムラローニ外務長官による記帳並びに及びサンマリノ国民の皆様からの数多くのお見舞いと激励、御支援に対して感謝の辞を述べました。 これに対し執政並びに外務長官より、今次震災に関して日本国及び日本国民に対して改めて連帯の意が表されました。また、今般実現されることになったサンマリノへの桜の植樹については日本からの友情の印として政府としても大変重視している旨、二国間関係の益々の発展を願っている旨等の発言がありました。
左から、ヴェントゥリーニ国土長官、ベルティ執政、タマニーニ執政、安藤大使
挨拶をする安藤大使
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