和田章東京工業大学名誉教授のイタリア訪問

     2017年10月26日、ラツィオ州庁舎にて耐震建築に関するシンポジウムが実施され、日本から和田章東京工業大学名誉教授が参加しました。ジンガレッティ・ラツィオ州知事、カステッリ・アスコリ・ピチェーノ市長ら行政機関の関係者及び日本、イタリア、チリから耐震建築の専門家が参加し、各国における地震対策について発表しました。

   当館からは内川昭彦臨時代理大使が出席し、近年日本の東北地方やイタリアのラツィオ州を襲った地震について、相互の政府及び国民が被災者支援を行ったことに言及しました。

   本シンポジウムはFestival Della Diplomaziaとの協力により開催されたものです。

   また、和田章教授はイタリア訪問の機会にラクイラ、ノルチャ、アマトリーチェを訪問し、地震による被害を受けた建物を見学し、現地の構造建築等の専門家と意見交換を実施しました。

    地震という両国が共通して抱える課題について、今後とも日伊の協力関係が進展するよう、日本大使館としても取り組んでいく所存です。


 
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