令和元年度外務大臣表彰(マリア・ロベルタ・ノヴィエッリ氏及びマルチェッラ・マリオッティ氏)

2019/7/23
 7月16日,日本国外務省は,令和元年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。イタリアにおいては,芸術を通じた日本とイタリアとの文化交流の促進に寄与した功績によりマリア・ロベルタ・ノヴィエッリ氏(ヴェネツィア・カフォスカリ大学哲学・文化財学部准教授)が,また欧州における日本語教育の推進に寄与した功績によりマルチェッラ・マリオッティ氏(同大学アジア・北アフリカ研究学部准教授)が,それぞれ受賞することとなりました。
 当館は,両氏のこれまでのご活躍に敬意を表するとともに,今回の受賞を心よりお祝い申し上げます。
 
●マリア・ロベルタ・ノヴィエッリ ヴェネツィア・カフォスカリ大学哲学・文化財学部准教授
 イタリアにおける日本映画研究の第一人者。ヴェネツィア大学では日本映画に関する複数の科目を教えている他,数多くの会議・講演会に参加。多数の論文や書籍出版を通じ,イタリアにおいて日本映画に学術的な位置づけを与えました。1998年には北野武作品10都市巡回展に協力,2000年以降はローマ日本文化会館と共に多くの日本映画行事を実施。また,自身主催の映画祭で日本特集を開催し,日伊国交150周年記念事業にも参画する等,日本映画文化の普及に貢献しています。
 
●マルチェッラ・マリオッティ ヴェネツィア・カフォスカリ大学アジア・北アフリカ研究学部准教授
 2014年からヨーロッパ日本語教師会の会長を務め,シンポジウムや報告書出版等の活動を通して,ヨーロッパにおける日本語及び日本文化の普及に尽力してきました。特に2018年には欧州で初となる日本語教育国際研究大会をヴェネツィアにて開催し,大会の成功に貢献しました。2010年よりヴェネツィア・カフォスカリ大学にて教鞭を執る傍ら,2016年以降は在イタリア日本商工会議所と同大学の間で締結された覚書に基づき,日本の産業界とイタリアの学術界の協力体制の構築にも貢献しています。
 
【外務大臣表彰とは】
 多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_007608.html