「TOHOKU DAY 2021 東日本大震災10周年追悼&応援オンライン・コンサート」

令和3年5月8日
大江大使による挨拶
ラッジ・ローマ市長によるビデオメッセージ
 2021年5月8日、東日本大震災から10周年を迎え、日本国大使館はM&Mメディアサービス社との共催で「TOHOKU DAY 2021 東日本大震災10周年追悼&応援コンサート」を開催しました。ローマ市の提供によりローマ市庁舎でも歴史あるプロトモテカ・ホールにて行われた今回のコンサートには、ラッジ・ローマ市長は挨拶に代わるビデオメッセージを寄せました。
大江大使、藤井泰子ソプラノ歌手による演奏
大江大使、西林館長による演奏
 2011年よりM&Mメディアサービス社が毎年開催しているこのイベントは、10年に渡り多くのローマ在住の日本人やローマ市民から参加を得てきました。大震災10周年との大きな節目の年に、日本とイタリアの音楽家12人が感動的で印象的なコンサートを披露しました。出演した音楽家の中、ピアノ奏者としての大江大使、ヴァイオリン奏者としての西林・ローマ日本文化会館館長、さらに、ローマのサンタ・チェチーリア国立管弦楽団の首席クラリネットを務めるアレッサンドロ・カルボナーレ氏が特別参加しました。
『花は咲く』震災支援曲 『花は咲く』震災支援曲 動画を見る
コンサートの様子(A&Aミュージックベル)
 コンサートに出演した12人の音楽家は一体となり、イベントのクライマックスに被災地の復興を支援するために作曲され、国内外で復活の象徴となった、岩井俊二作詞、菅野よう子作曲による『花は咲く』を歌いました。ローマの風景を見下ろすカンピドリオ広場からプロトモテカ・ホールに続くくヴィニョーラ階段に立ち、音楽家12人とスタッフ一同は気持ちを込めて歌いました。コンサートはオンライン生中継で配信され、およそ350人の視聴者がありました。
 日本大使館は、被災地の方々に改めてお見舞いを申し上げると共に,復興に向け尽力されてきた皆様に深く敬意を表します。