海外安全対策情報(2026年1月~3月)
令和8年4月3日
1 治安情勢
2025年度第3四半期と比して、デモ等の発生件数は減少しましたが、現下の中東情勢等に影響されて今後突発的に起こりうる可能性も決して否定はできませんので引き続きご注意ください。
また、大学生等の卒業旅行シーズンということもあり、20代前半の来伊邦人数が多く、それに比例して軽犯罪被害に遭った上記年代の方が多数報告されました。
2 日本人被害例
今期中に大使館に通報された被害報告は52件であり、2025年におけるどの四半期をも上回る件数でした。
被害状況の例については以下のとおりです。
【スリ(25件)の典型的事例】
(1)フィレンツェにて雑踏の中で写真を撮ることに夢中になり、肩から斜めがけにしていた鞄を背中側にかけた際にファスナーを開けられ、旅券等を盗まれた。
(2)ヴェネツィア・サンタルチア駅前にて電車の時間を待っていたところ、突然話しかけられ、話に気をとられているうちにスーツケースの上に置いてあったバッグを他の者に持ち去られた。
3 最近増えている事例【駅のエレベーター内でのスリ被害】
(1)改札を通ろうとしたところ、女性に声をかけられ、キャリーケースを持っていたら改札に入れないと言われ、近接したエレベーターに連れ込まれた。その後、何故かエレベーター内にあったQRコードを読み込むよう促され、困惑している間にショルダーバッグから貴重品ポーチを抜き取られた。
(2)駅のエレベーター内で女性2人組に異常に密着され、後で確認したところ、鞄の中のパスポート、現金、カード類を抜き取られていた。
異常に密着してくることはスリ実行犯の特徴のひとつです。複数人で密着してくる手口も多々確認されています。エレベーター内や地下鉄・バスの車内等で他者に異常なほど密着されるようなことがあれば、可能な限り距離を取っていただき、手荷物をしっかりと自身の視界の内に保持することがスリ被害防止策となります。
4 特異な犯罪事例【駅のガイドを装った詐欺被害報告】
ローマ・テルミニ駅にてEast Platformへの行き方が分からず困っていたところ、「助けが必要ですか」と女性に声をかけられた。当該ホームに引率してもらったが所望の列車には間に合わなかった。改札に戻り、次の列車の予約を手伝うと言われたが、案内は的を射たものではなく、すぐ発車する列車へ誘導された。別れる際、案内料として1人20ユーロを要求された。現金がないと伝えると両替するよう指示され、列車が発車する、ストライキで今日この後の列車は使えなくなるなどと急かされ、冷静に判断ができなかったために同行者分も含め60ユーロを支払ってしまった。
なお、当該人物は切符売り場付近の駅員らしき人物とも会話をしており、また改札を通行できるパスを所持していたため、公式の案内人だと錯覚してしまった。
5 テロ・爆弾事件発生状況
特になし。
6 誘拐・脅迫事件発生状況
特になし。
7 対日感情の変化
特になし。
8 日本企業の安全に関する諸問題
特になし。
2025年度第3四半期と比して、デモ等の発生件数は減少しましたが、現下の中東情勢等に影響されて今後突発的に起こりうる可能性も決して否定はできませんので引き続きご注意ください。
また、大学生等の卒業旅行シーズンということもあり、20代前半の来伊邦人数が多く、それに比例して軽犯罪被害に遭った上記年代の方が多数報告されました。
2 日本人被害例
今期中に大使館に通報された被害報告は52件であり、2025年におけるどの四半期をも上回る件数でした。
被害状況の例については以下のとおりです。
【スリ(25件)の典型的事例】
(1)フィレンツェにて雑踏の中で写真を撮ることに夢中になり、肩から斜めがけにしていた鞄を背中側にかけた際にファスナーを開けられ、旅券等を盗まれた。
(2)ヴェネツィア・サンタルチア駅前にて電車の時間を待っていたところ、突然話しかけられ、話に気をとられているうちにスーツケースの上に置いてあったバッグを他の者に持ち去られた。
3 最近増えている事例【駅のエレベーター内でのスリ被害】
(1)改札を通ろうとしたところ、女性に声をかけられ、キャリーケースを持っていたら改札に入れないと言われ、近接したエレベーターに連れ込まれた。その後、何故かエレベーター内にあったQRコードを読み込むよう促され、困惑している間にショルダーバッグから貴重品ポーチを抜き取られた。
(2)駅のエレベーター内で女性2人組に異常に密着され、後で確認したところ、鞄の中のパスポート、現金、カード類を抜き取られていた。
異常に密着してくることはスリ実行犯の特徴のひとつです。複数人で密着してくる手口も多々確認されています。エレベーター内や地下鉄・バスの車内等で他者に異常なほど密着されるようなことがあれば、可能な限り距離を取っていただき、手荷物をしっかりと自身の視界の内に保持することがスリ被害防止策となります。
4 特異な犯罪事例【駅のガイドを装った詐欺被害報告】
ローマ・テルミニ駅にてEast Platformへの行き方が分からず困っていたところ、「助けが必要ですか」と女性に声をかけられた。当該ホームに引率してもらったが所望の列車には間に合わなかった。改札に戻り、次の列車の予約を手伝うと言われたが、案内は的を射たものではなく、すぐ発車する列車へ誘導された。別れる際、案内料として1人20ユーロを要求された。現金がないと伝えると両替するよう指示され、列車が発車する、ストライキで今日この後の列車は使えなくなるなどと急かされ、冷静に判断ができなかったために同行者分も含め60ユーロを支払ってしまった。
なお、当該人物は切符売り場付近の駅員らしき人物とも会話をしており、また改札を通行できるパスを所持していたため、公式の案内人だと錯覚してしまった。
5 テロ・爆弾事件発生状況
特になし。
6 誘拐・脅迫事件発生状況
特になし。
7 対日感情の変化
特になし。
8 日本企業の安全に関する諸問題
特になし。