チビタベッキア市における「日本文化フェスティバル」(2021年10月2日、3日)
令和3年10月8日


2021年10月2日(土)および3日(日)、チビタベッキア市では、「石巻の友人」協会が主催し、チビタベッキア貯蓄銀行財団(Cariciv)が後援する「日本文化フェスティバル」が開催され、写真展から盆栽展、狂言から和太鼓コンサートまで、数多くのイベントが実現しました。2021年は石巻市との姉妹都市締結50周年を記念し、日本の様々な機関や団体が協力しました。
イベント初日、チビタベッキア市のエルネスト・テデスコ市長は、会場となった『音楽都市(Cittadella della Musica)』で、大江博大使夫妻を迎えました。大江大使は、ラツィオ州のチビタベッキア市と日本を結ぶ活発で長期的な友好関係を記念して、ピアノコンサートを行いショパンのロマンティックな曲を演奏し、大好評を得ました。また、コンサート終了後には「黄金の書」にサインするという栄誉を得ました。この「黄金の書」は、チビタベッキアの職人によって金細工で作られたもので、この街の歴史と海洋の伝統にちなんだものです。
イベント初日、チビタベッキア市のエルネスト・テデスコ市長は、会場となった『音楽都市(Cittadella della Musica)』で、大江博大使夫妻を迎えました。大江大使は、ラツィオ州のチビタベッキア市と日本を結ぶ活発で長期的な友好関係を記念して、ピアノコンサートを行いショパンのロマンティックな曲を演奏し、大好評を得ました。また、コンサート終了後には「黄金の書」にサインするという栄誉を得ました。この「黄金の書」は、チビタベッキアの職人によって金細工で作られたもので、この街の歴史と海洋の伝統にちなんだものです。


翌日、日本文化会館と日本大使館は、観客を日本の伝統を発見する旅を企画しました。午前中は、小原流のシルヴァーナ・マッテイ先生による生け花のデモンストレーションが行われ、その作品はモリナーリ・ホールを終日彩りました。午後には、大使館が主催する茶道のデモンストレーションが実施されました。ローマ裏千家センターのエンマ・ディ・バレリオ先生による概要紹介の後、水井彩子先生とお弟子さんによる実演が行われました。参加者は、その場の雰囲気や仕草に魅了されるとともに、和菓子を添えた抹茶を味わい、先生方に様々な質問を投げかけました。両イベントともに満席となりました。


隣接するホールでは、日本政府観光局(JNTO)ローマ事務所のイニシアティブにより、石巻市がある東北地方へのプロモーション資料や名物料理の試食、地酒の試飲を通じて、「バーチャルな旅」を体験出来ました。
多くのチビタベッキア市民が高い関心をもって参加してくれたことは、日本、そして姉妹都市である石巻市との間に強い絆があることを改めて示すものです。
多くのチビタベッキア市民が高い関心をもって参加してくれたことは、日本、そして姉妹都市である石巻市との間に強い絆があることを改めて示すものです。