ルッカコミックス&ゲームズ2018における日本文化紹介(報告)

11月1日から2日にかけて,在イタリア日本大使館はイタリア国内最大のポップカルチャーイベント・ルッカコミックス&ゲームズに参加しました。当館の参加は今年で8回目を迎えます。例年,同フェスティバルではルッカ市内の大きなエリアがジャパンタウンとして生まれ変わります。中世の街並みを残すルッカ市全体が,ガジェット,コスプレイヤー,日本のストリートフードやアニメと漫画,松本 零士氏をはじめとする日本から招かれたゲストなどで活気にあふれ,ジャパンタウンには一日2万人が来場しました。
 当館は,ポップカルチャーはもとより,日本の芸術,ファッション,伝統を紹介する機会ととらえ,着物と浮世絵それぞれにフォーカスしたイベントを開催しました。
 京都出身の着物スタイリスト&デザイナーの冨田伸明着物氏は,日本の素晴らしい職人技を体現する貴重な着物を使用して見事な着付けを披露しました。約10キロの高級栃木産苺やトリノのチョコレートで染められ着物,4枚重ねの金箔で彩られた着物,さらに大奥の衣装を再現した着物などがその一例です。来場した観客が着付けのモデルとなり,侍の衣装をまとったり,廣嶋イヒ子着付け師により,舞子着付けを体験したりしました。
 また,NHK特集ドラマ『眩(くらら)~北斎の娘~』(2017年)の上映会により,観客は時を超える旅を通じて,江戸時代における天才絵師・葛飾北斎と娘お栄が生きた当時の風景や人々の暮らしぶりを存分に味わうことができました。
さらに在ローマ日本文化会館により,宮原直樹監督による『ポッピンQ』映画(2016年)が上映され,来場者は5人の少女を巡る「時の谷」の冒険を楽しみました。
今後も当館はルッカコミックスとの良好な協力関係の下,日本文化の多様な魅力をPRしていきます。

 


©金子堅一朗 そして,侍


©金子堅一朗 舞子着付けの完成


レプブリカ・オンラインテレビによる取材に応じる冨田伸明氏


集合写真に向けてポーズ