イタリア外務省FAQs(4月1日首相令を受けての更新部分:仮訳)

令和2年4月4日
● 私は外国に住んでおり,その国に帰るためにイタリアを経由する必要があります。何をしなければならないのでしょうか。

 ある国から他の国へ向かう際にイタリアを経由する移動については,職業上,健康上,あるいは絶対的に緊急とされる理由があり,出来るだけ早く,途中での不必要な滞在をせずに自宅に帰るための移動のみ認められる。以下例を挙げる。
 
  • 空港での乗り継ぎは,空港のエリアから出ない場合に限り認められる(例えば,カラカスからローマ・フィウミチーノ空港を経由してフランクフルトに向かう場合)。
  • クルーズ船の乗客が,クルーズ終了後に自国に戻るためにイタリアで下船することは認められる(船会社が費用を負担)。
  •  フェリーに自家用車で乗り込み(例えば,チュニジアやギリシャからイタリアへ),フェリーを下りた後に同じ車で自宅へ戻ること(例えば,オランダやドイツにある自宅への移動等)は認められる。
 
 イタリアに向かう飛行機/船舶に乗る際,必ずこの自己宣誓書(イタリア入国用宣誓書へのリンク)を記入し,イタリアとは異なる国にある自宅に向かうための移動であることをはっきりと示すこと。イタリア国内を移動中,検問を行う警察官にこの自己宣誓書(国内移動用宣誓書へのリンク)を提示し,同じ理由をはっきりと示す必要がある。もしCovid-19の症状が出た場合には,直ちに管轄の伊保健当局に,専用の電話番号を通じて通報すること。また,移動の開始前に,イタリアだけではなく,出発地/経由地/目的地の国によって導入されている移動の制限について下調べをすることが重要である。イタリアへの移動中,イタリアを管轄する自国の在外公館とのコンタクトを保つことを推奨する。
 

● 私は,他の国からイタリア行きのフライトで移動中です。伊国内,又は他国の目的地への便に乗り継ぐことは出来るでしょうか。

 空港から出ないという条件で,トランジットは認められている。いずれにせよ,他の全ての移動と同じく,最終目的地への移動は,職業上,健康上,又は絶対的な緊急の必要性によって常に正当化されなければならない。