海外安全対策情報(2022年4月~6月)

令和4年8月4日

1 治安情勢

 軽犯罪の発生件数はバカンスシーズンの到来に伴い増加傾向にある。また、欧州の水際対策緩和に呼応して、日本人観光客が増加傾向(欧州内に在住する日本人を含む)にあり、それに比例して被害に遭われる方が増加している。軽犯罪の発生件数は引き続き横ばいの状況を維持している。

2 日本人被害例

 大使館において確認された被害報告は9件である。被害状況の例については以下のとおり。
 (1)スリ(5件)
   ア ローマ市内をバスで移動し降車した後、カバンのファスナーが少し開いており、中から貴重品類が盗まれたことが判明した。
   イ ローマ市内のレストランでの食事後、床にバッグを置いた瞬間に何者かにバッグを奪われた。
 (2)空き巣(2件)
    ホテルに空き巣が入り、リュックが盗まれた。
 (3)車上荒らし(1件)
    ローマ市内において、食事をしていたところ、外に止めていた車に載せていた荷物が何者かによって盗まれた。
 (4)置き引き(1件)
    ローマからイタリア北部のブリシアへ電車で移動中、棚に置いていたリュックを何者かに盗まれた。

3 特異な犯罪事例

  特になし。 

4 テロ・爆弾事件発生状況

      特になし。

5 誘拐・脅迫事件発生状況

  特になし。

6 対日感情の変化

  特になし。

7 日本企業の安全に関する諸問題

  特になし。