大使挨拶
令和5年1月12日
この度、駐イタリア日本国大使として着任しました鈴木哲と申します。本日12日にマッタレッラ大統領に対して信任状を捧呈いたしました。
私は1984年に外務省に入省した後、海外では韓国、英国、インドネシアの大使館、ウィーンの国際機関政府代表部で勤務し、直近では駐インドの大使として約3年間勤務しておりました。今回こうして、150年以上もの間、多岐にわたる分野で我が国と友好な関係を構築してきているイタリアに大使として着任したことを、大変光栄に感じています。
イタリアは日本にとって、G7の重要なパートナーであり、日伊間の協力は、ロシアによるウクライナ侵略への対応をはじめとして、国際社会が直面している様々な課題の解決にとってもきわめて重要です。折しも今年は広島でG7サミットが開催され、来年にはイタリアに議長国を引き継ぐことになっていますので、政治、経済、文化面含めてあらゆる分野での両国の連携が一層緊密なものになるよう、最善を尽くしていきたいと考えています。また、世界の食料問題に取り組むFAO、WFP、IFADなどイタリアに本部を構える国際機関との連携強化についても努めていく所存です。
新型コロナウイルスの感染状況が一定の落ち着きを見せ始めつつある中、イタリアでは昨年10月末にメローニ新政権が発足し、人々の日常生活をパンデミック発生以前の状態にできる限り近づけるための様々な努力が続けられています。各種活動や交流が徐々に活発になってきている中で、大使館としましては、在留邦人、日系企業の皆様がより一層活躍されますよう有益な情報共有や領事サービスの提供に引き続き尽力して参りますので、ご協力やご助言を賜れれば有り難く、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
私は1984年に外務省に入省した後、海外では韓国、英国、インドネシアの大使館、ウィーンの国際機関政府代表部で勤務し、直近では駐インドの大使として約3年間勤務しておりました。今回こうして、150年以上もの間、多岐にわたる分野で我が国と友好な関係を構築してきているイタリアに大使として着任したことを、大変光栄に感じています。
イタリアは日本にとって、G7の重要なパートナーであり、日伊間の協力は、ロシアによるウクライナ侵略への対応をはじめとして、国際社会が直面している様々な課題の解決にとってもきわめて重要です。折しも今年は広島でG7サミットが開催され、来年にはイタリアに議長国を引き継ぐことになっていますので、政治、経済、文化面含めてあらゆる分野での両国の連携が一層緊密なものになるよう、最善を尽くしていきたいと考えています。また、世界の食料問題に取り組むFAO、WFP、IFADなどイタリアに本部を構える国際機関との連携強化についても努めていく所存です。
新型コロナウイルスの感染状況が一定の落ち着きを見せ始めつつある中、イタリアでは昨年10月末にメローニ新政権が発足し、人々の日常生活をパンデミック発生以前の状態にできる限り近づけるための様々な努力が続けられています。各種活動や交流が徐々に活発になってきている中で、大使館としましては、在留邦人、日系企業の皆様がより一層活躍されますよう有益な情報共有や領事サービスの提供に引き続き尽力して参りますので、ご協力やご助言を賜れれば有り難く、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2023年1月12日
駐イタリア日本国大使 鈴木哲
駐イタリア日本国大使 鈴木哲